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低濃度アトロピンについて

1.治療の目的及び内容 

 低濃度アトロピン点眼液を点眼することで、小児の近視進行を抑制することを目的とするものです。低濃度アトロピン点眼液発売前の臨床試験において、点眼を行わない場合に比べて、小児の屈折値の進行や、眼軸長の伸びを抑制することが確認されました。 

 近視の進行を抑えることを目的としていますが、完全に近視の進行を止めることはできません。また、この治療は視力を回復させるものではありませんので、近視の程度に応じて眼鏡等での視力矯正が別途必要となります。 

 

2.治療法および治療に要する費用、期間・頻度 

 1)治療に用いる薬剤:低濃度アトロピン点眼液                        

1回1滴を1日1回就寝前に点眼します。 

2)治療スケジュール・費用 

検査後、適応と判断されれば治療開始となります。副作用等がなく、治療継続に問題なければ、定期的に効果をモニタリングします。2回目の治療以降は3ヶ月毎の定期的な通院が必要で、治療は近視進行が緩やかになる10代後半まで継続することがのぞましいとされています 。 2,026年6月より選定療養選として扱われることになり、検査診察費用は医療保険で給付されるようになりました。以下のようにお薬にかかる費用は全額自己負担となります。

リジュセア®ミニ点眼液0.025% 4,380円/1箱30日分

※選定療養選とは、患者さんご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。

3.主な副作用・危険性 

主な副作用として、羞明(まぶしく感じる)、霧視(かすんで見える)があります。 

他に、視力障害、頭痛 、眼瞼湿疹が起こることが報告されています。 

また、治療を途中で中止すると、近視が急激に進行する可能性があり、自己判断で通院を中止せず、点眼中止後も検査を受ける必要があります。 

これらの症状、その他にも何らかの異常が現れた場合には、直ちに医師にご相談ください。 

 

4.問合せ先 

ご不明な点がございましたら下記までご連絡ください。 

  みこしば眼科リニック TEL 052-888-870 

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